これは、志功さんの版画のもうひとつの方です。
書も不動明王も黒だけの色彩なので、何か明るいものとしてこの作品にしました。
「欧米版画柵」の内『セントルイス ハイビスカスの女』という昭和48年(70歳)の作品です。
志功さんの仏様の版画に良く出てくる様なイメージの女性ですね。最初見たときは一瞬、仏様かと思ったよ。
額は、それぞれの版画にもっとも相応しい額をということで、自身プロの絵描きとしても活躍している額縁店の若い二代目にお願いしました。
2週間ほどの時間をかけて額を選んでもらいましたが、額に納まった版画の作品は一段と輝くような品位が現れ、さすがプロの絵描きとそのセンスの良さに驚きました。
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